女優の広末涼子さんが、2019年からMCを務めてきたテレビ東京系の音楽特番「テレ東音楽祭」の今夏の放送回に出演しない方向で調整が進んでいることが11日、分かった。
広末さんは8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、一つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作さんとのダブル不倫疑惑が報じられていた。
同番組はテレ東の看板音楽番組の1つで、広末さんは2019年からMCを担当。その後、年複数回の放送となってからも2022年春を除き、昨年まで計6回、MCを務めてきた。関係者によると今夏も同番組の放送は決まっているといい、不倫疑惑報道を受け広末の出演について局内で協議されたという。
一方で、2014年の同番組開始時から司会、そして総合司会として出演し続けてきた国分太一さんについては、特に降板などの話は聞こえてきていない。
「テレビ東京は、ジャニーズ事務所の性加害問題について『タレントさんの皆さんに問題があるわけではないと考えますので、今後も出演していただく方針です』と明かしていますから、今夏も『テレ東音楽祭』に国分太一さんが出演するのは確実でしょうね。
もちろん国分さん自身に何らかの問題が発覚したというワケではありませんが、国分さんの起用を続ければテレ東からジャニーズ事務所にお金が流れるワケで、性加害問題に真剣に向き合おうという姿勢が感じられないジャニーズ事務所と関係を続ける社会的責任を問う声が聞こえてきています。
『不倫の疑惑ではさっさと広末を降ろし、限りなくクロな性加害疑惑ではジャニタレを継続起用。頭イカれてますよね』『不倫は犯罪じゃないけど、性加害は卑劣な犯罪ですよ』『ジャニーズにNOを突きつけられないテレ東は、視聴者に“性加害を看過します”っていうメッセージを垂れ流しにしているも同然です』といった具合です」(メディアコメンテーター)
不倫よりも性加害が圧倒的に罪が重いことは言うまでもないはずだが……。
(文/梅林隆介)