ガーシー「逮捕」国際手配に続き「速報テロップ」特別扱いの違和感 | The Audience
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ガーシー「逮捕」国際手配に続き「速報テロップ」特別扱いの違和感

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The Audience

 昨年2月に動画配信者としてデビュー、暴露系YouTuberとしてダークヒーローとしてその名を轟かせ、ついにはNHK党(現・政治家女子48党)から出馬した参院選を勝ち抜き参議院議員という肩書まで手にした、ガーシーこと東谷義和さん。

 その後、1度も国会に出席しなかったことで議員を除名され、直後に著名人に対する常習的脅迫などの疑いで逮捕状が出され容疑者となったガーシーさん。
 
 パスポートを返納したものの、滞在するUAE(=アラブ首長国連邦)のゴールデンビザを保有していることで、日本へ帰国することなく逃亡生活を続けるとみられていたガーシーさんだったが、ついに警視庁の要請にUAE当局が応じ「実質的な強制送還」が実現。
 
 4日午後、成田空港へ降り立ったところを捜査員によって逮捕された。
 
 著名人への暴露匂わせなどが「常習的脅迫」と認定されただけにとどまらず、国際手配まで行われ、今回の逮捕に際しては地上波での「速報テロップ」まで表示された。
 
 もちろん脅迫行為は許されないことに違いないが、国際手配や速報テロップと、ガーシーさんのやっていた行為とのバランスが、どうにもとれていないように感じるのは筆者だけだろうか……。
 
(文/大野ルナ)