18日朝、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さん、母親の喜熨斗(きのし)延子さんとともに自宅で倒れていた歌舞伎俳優の市川猿之助さん。
その後、両親はともに他界。猿之助さんは一命をとりとめ、警視庁の取り調べに対し「家族会議でみんなで死のうと話した」「向精神薬(睡眠導入剤)を服用し意識を失った両親に、ビニール袋をかぶせて動かなくなるのを見届けた」などと説明していることがこれまでに報じられている。
猿之助さんが自殺を図った際、「大好き 次の世で会おうね」と書き置きをし、遺書には「養子にして全財産を相続させる」とまで記した(これまでの報道等により特定されている)俳優の石橋正高さんに関し、「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が31日、驚きの事実を伝えた。
文春の突撃インタビューに対し石橋さんは「猿之助さんが死んでも関係ないしまったく悲しくない」と答えたという。
石橋さんは、売れない俳優だったところを猿之助さんに見初められ、猿之助さんのマネージャー兼俳優として活動することに。
その結果、それまででは考えられなかったような主役級の役を与えられるなどの厚遇を受けるようになったと伝えられている。
文春の不意の突撃に、咄嗟に本心ではないことを語った可能性も考えられるが、もし本心だったとすれば猿之助さんは何を思うだろうか。
なお、石橋さんは突撃インタビューを受けた際、女性と手をつなぎ親密な関係にあることを窺わせていたという。
(文/恵和恵)