昨年11月、東京・港区のホテルで20代の知人女性に乱暴したとして、警視庁はプロ野球の山川穂高選手を強制性交の疑いで23日朝、書類送検した。
警視庁は、起訴を求める「厳重処分」でも不起訴を求める「寛大処分」でもなく、判断を検察に委ねる「相当処分」の意見を付けた。
これに関し「スポニチ」の取材に答える形で、元衆院議員で元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が「不起訴になる公算が極めて高い」との見解を語っているのだが……。
「若狭勝弁護士は、2019年9月に行われた俳優・新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)さんの公判の際『無罪になる可能性もある』との見解を示していました。
起訴されれば99.9%が有罪となると言われているにもかかわらず、このように主張し、一部では『芸能人パワーで無罪になるのか』との見方が広まりましたが、結果は有罪でした。
そのため、今回の山川穂高選手に対する見解に対しても『この人が不起訴の可能性大って語ると、むしろ山川の起訴、有罪の可能性大なんじゃないかって感じるな』『若狭勝弁護士、山川の起訴をめちゃ後押しするやんw』といった声が上がっていますよ」(メディアコメンテーター)
山川選手が起訴されるか不起訴となるか、検察の下す判断に大きな注目が集まっている。
(文/樋口健太郎)