三谷幸喜が一家心中、自殺未遂の盟友・市川猿之助に「腹が立つ」悔しさに涙滲ませ | The Audience
三谷幸喜が一家心中、自殺未遂の盟友・市川猿之助に「腹が立つ」悔しさに涙滲ませ | The Audience
スポーツソーシャル芸能
  • ホーム
  • 芸能
  • 三谷幸喜が一家心中、自殺未遂の盟友・市川猿之助に「腹が立つ」悔しさに涙滲ませ

三谷幸喜が一家心中、自殺未遂の盟友・市川猿之助に「腹が立つ」悔しさに涙滲ませ

三谷幸喜が一家心中、自殺未遂の盟友・市川猿之助に「腹が立つ」悔しさに涙滲ませ
The Audience

 脚本家の三谷幸喜さんが20日、レギュラーを務める『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)に生出演。

 18日に歌舞伎俳優の市川猿之助さんが都内の自宅で倒れている状態で発見され救急搬送、父で歌舞伎俳優・市川段四郎さんと母の喜熨斗(きのし)延子さんが死亡したことについてコメントした。

 これまでに、段四郎さんと延子さんの死亡について、猿之助さんが警視庁の聴取に「家族会議をした。家族で死んで生まれ変わろうと話し合った」と説明していたこと、2人は司法解剖の結果「向精神薬の大量摂取」により死亡した疑いがあること、猿之助さん自身も同様に薬物を摂取しさらに首を吊って自殺未遂していたことなどが明らかになっていた。
 
 三谷さんは、TBSの安住紳一郎アナウンサーから「三谷さんはこれまでに2回、歌舞伎の演出をされてますが、両方に猿之助さんが出演されています。エンターテインメントに関する考え方も近く盟友という言われ方もしますが」と問われると、三谷氏は「あんまり俳優さんとお付き合いすることはないんですけど、なにか通じるところはあって。事あるごとにお話しさせていただいていた」と沈痛な表情をみせた。

 また「今回の件については、いろんなニュースを見ましたけど、まだわからないじゃないですか。ただ、何が一番腹が立つかっていうと、猿之助さん自身に対してです。これから彼が作るはずだった名作舞台が、ゼロになったわけですから。これだけの才能があって、なんでこんな決断をしたのか…悲しいし辛いです」と悔しさや悲しさ、虚しさなどが入り混じっている複雑な表情を見せ、その目には涙が滲んでいた。

 そのうえで「この陰惨な事件の唯一の救いは、彼が生きてること。どうなろうとも、帰ってきて欲しい。僕らはずっと待っているだけのような気がします」と、猿之助さんにエールを送っていた。
 
(文/木暮雅人)