2020年7月に急逝した俳優の三浦春馬さん。
18日は、三浦さんの34回目の月命日だ。
急逝直後から話題になり、いまだに解消されていない問題として「時系列」「激ヤセ」がある。
18日が月命日だと伝えたばかりだが、アミューズが公表した死亡日時によると18日が月命日なのだが、死亡時刻以外は死亡当日や前日の時系列が一切明かされておらず、実際には公表された日時よりも以前に亡くなっていた可能性も指摘されている。
時系列についてはネット上、さらにはアミューズの株主総会においても質問が飛んだが、これまでアミューズはどういうわけかこれに回答することを避け続けている。
激ヤセについては、遺作ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)でハッキリと見て取れ、「視聴者に分かるレベルの激ヤセを事務所はどう見ていたのか?放置していたのか?」という声が、いまなお聞こえてきている。
14日には、日本のエンタメ界のトップランナーであるジャニーズ事務所の先代社長・ジャニー喜多川さんによる「性加害」問題について、現社長の藤島ジュリー景子さんが「知らなかった」とすっとぼけ、多くの批判を集めた。批判があることについては、主要メディアも報じている状況だ。
一方で、アミューズが三浦さん死亡当日や前日の時系列、激ヤセについて注意を払い対策しようとしていたのかについて口を噤んでいることに対する批判。こちらについては報じるメディアは皆無と言っていい状況。
ジャニーズ事務所への批判は報じられ、アミューズへの批判はスルーされるという状況はおかしいのではないだろうか。
(文/窪田翔吾)