女優の高畑充希さんが主演するテレビ朝日系の連続ドラマ『にじいろカルテ』が21日から放送開始となった。
第1話の視聴率は12.1％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と絶好のスタートを切ったことが22日に分かった。
『心温まる第1話でした』
ここまでに放送が始まっている今クールの民放連続ドラマの中では、菅野美穂さん主演『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』（日本テレビ系）の10.3％や、上白石萌音さん主演『オー！マイ・ボス！恋は別冊で』（TBS系）の11.4％を上回り、綾瀬はるかさん主演『天国と地獄～サイコな2人～』（TBS系）の16.8％に次ぐ2番目の第1話視聴率を獲得したことになる。
すでに第2話が放送されたドラマについては、第1話の数字を上回った作品はないため、全話を通してのランキングでも『天国と地獄』の次ということになる。
「菅野さんが主演する『ウチカレ』に至っては、第2話で8.8％と一気に1.5ポイントも下げており、評価も『もう見ない』『リタイアしました』といった声が集まっています。
それだけに、高畑さんの『にじいろカルテ』が際立ちますし、視聴者の感想も『芸達者な人たちをたくさん揃えて、どういう展開を見せるのか、これから楽しみ』『今は何かと不安な時期、分かり易く希望の持てる内容のドラマを待っていた』『心温まる第1話でした』と好評が目立ちますから、さらに数字が上がっていく可能性もありますよ。
『ほっこりリしたドラマで、NHKを見てるような錯覚になりました』と、穏やかな気持ちにさせてくれる作風とはウラハラに、視聴率競争ではかなりのダッシュ力を見せていますからね。
それに、数字で上を行っている『天国と地獄』は日曜の夜9時と多くの方が視聴しやすい日時ですから、平日（木曜夜9時）放送の『にじいろカルテ』で12.1％という数字は日曜夜に置き換えれば【15.0％】以上の価値があるんじゃないかと思います」（メディア記者）
物語の展開はもちろんのこと、『にじいろカルテ』の今後の視聴率推移にも注目したい。
（文／恵和恵）