12日のプロ野球公示で、西武は山川穂高選手の登録を抹消し、平沼翔太選手を登録したことが分かった。
山川選手は「文春オンライン」(文藝春秋)に11日、「強制わいせつ致傷」で被害届を出され警視庁の事情聴取を受けたなどのスキャンダルを報じられていた。
昨年11月、山川選手は20代の女性と都内で2人きりの焼肉デートを楽しんだあと、女性を2次会に誘う。女性は知人の店を予約したが、山川選手が顔バレを理由に別の店を予約しこちらへ行くことに。スキャンダル報道などを警戒してか山川選手が先に入店。山川選手の指示に従い女性が店へ向かうと、そこは一見するとバーの個室という印象ながら、実はベッドやシャワールームが備えられたホテルの一室のような場所だったという。
山川選手は否定しているものの、女性は「無理矢理」だったと主張しており、「女性は膣内やその他下半身などから出血するほどのけがを負っていた。怪我の具合はひどく、女性の山川へ対する処罰感情は強い」と捜査関係者が話しているとのこと。
今回の登録抹消について球団広報は「総合的に判断して、コンディション的に抹消しました」と説明している。
だが、実情は報道に対する世間の反応を受けての判断である可能性が高く、西武ファンからは「後手後手の対応でダサすぎる。昨日のうちに抹消、少なくとも試合には出すべきじゃなかった」「結局、登録抹消するのかよw」「すでに山川の報告を受け処分済み、って文春の問い合わせに西武は答えてたみたいだから、それでこの処分ってことは山川から受けてた報告と報道された内容にかなり乖離があった可能性高いな。そうなると、ますます山川のこのまま引退って可能性が高まったと言えそう」など多くの反響の声が聞こえてきている。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している