昨年のパリーグ二冠王(本塁打&打点)で、先のWBCでは準決勝のメキシコ戦で貴重な犠牲フライを放ったほか、ベンチや球場外でムードメーカーとしての役割を存分に果たした西武・山川穂高選手。
そんな山川選手から「無理矢理、わいせつ行為をされケガをした」と不倫相手の女性が訴えている、この件で女性が被害届を出していることを「文春オンライン」(文藝春秋)が11日報じた。
不倫だけでも、青少年育成という観点から試合に出るべきではないレベルだが、強制わいせつ致傷で被害届を出されているのだから、1軍はおろか2軍でもファンの前に姿を見せるべきではないのではないだろうか。
また、山川選手は開幕後にケガをして一時戦列を離れていたが、山川選手が不在時の西武は9勝8敗。一方で、山川選手が復帰してからの西武は2勝6敗。山川選手がいないときの方が打線のつながりが良く、1試合平均の得点も1点以上、不在時の方が良かったのである。つまり、現状ではチームにとっても山川選手は疫病神のような存在になってしまっているのだ。
公私ともに問題が多い山川選手に待ち受けるのは、早期引退という末路かもしれない。
(文/中牟田晃)