高知県土佐市の人気カフェ「Cafe Niil Mare」が権力者&地元行政の横暴により「強制退去」ピンチ「たかがSNS」嘲笑と戦う | The Audience
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高知県土佐市の人気カフェ「Cafe Niil Mare」が権力者&地元行政の横暴により「強制退去」ピンチ「たかがSNS」嘲笑と戦う

高知県土佐市の人気カフェ「Cafe Niil Mare」が権力者&地元行政の横暴により「強制退去」ピンチ「たかがSNS」嘲笑と戦う
The Audience

 高知県土佐市にある人気カフェ「Cafe Niil Mare」のオーナー夫婦が10日、ツイッターを通じて理不尽な「強制退去」について報告した。

 オーナー夫婦はもともと東京で暮らしていたが、8年前に過疎に悩む高知県土佐市から「地域おこし協力隊」制度で、飲食店経営ノウハウをもつ人材募集のオファーを受け移住。
 
 土佐市が所有する「南風(まぜ)」という建物に地元食材をふんだんに使った「Cafe Niil Mare」を開業。8年かけて地元メディアで報じられるほどの人気店へと成長させた。
 
 しかし、この建物を管理するNPO法人の理事長であり地元の権力者である80代の男性から、妻がセクハラを受けたり、オーナーもパワハラを受けたり、カフェで働く若い女性店員がたびたび恫喝されたり、あるいはカフェの経営について口を出してきたりしてきたという。
 
 これにオーナー夫婦が反発したところ、この理事長は他のNPO会員に無断で「全会員の一致した決定」としてNPO法人印の入った退去通告の書類を捏造。
 
 このときは、NPO会員たちが不審に思いオーナー夫婦に声をかけてくれたことで、土佐市に退去の取消を求め、これが認められたという。
 
 だが、土佐市はかつて川の改修工事を行った際に、反対住民を切り崩すことに協力してくれた中心人物であるこの理事長に頭が上がらないようで、今年2月には土佐市の職員がオーナー夫婦のもとへ退去通告を伝えに来たという。
 
 一連の横暴についてオーナー夫婦は「『地域おこし』のオファーを受け、多くの人に愛されるようなカフェを作ってきたのに、『意にそぐわない』からと、不正なやり方で追い出そうとする地元の有力者と、それにただ追従する行政に、地域おこしなど不可能だと思います。また、有力者だからといって、経営管理の実績もないのに、指定管理の委託料という多額の公金を預けるのも、危ういことではないでしょうか?『このことをSNSで発信する』と伝えると『たかがSNSや』と鼻で笑われました。指導する立場にある偉い方々はSNS世代ではなく、テレビでやらないことは痛くないと思ってだんまりするようです。どうかこのことがメディアに取り上げてもらえるよう力を貸して拡散してください。お願いします」と呼びかけている。
 
 この呼びかけに、すでにSNS界隈きっての情報通でありツイッターフォロワー190万人超を数える“滝沢ガレソ”さん、2ちゃんねる創業者の“ひろゆき”こと西村博之さんらが応じ、それぞれのSNSで拡散している。
 
(文/二宮誠司)