先のWBCでは投打に大車輪の活躍を見せ、日本の3大会ぶり優勝に大きく貢献。MVPを獲得し、日本中を大いに沸かせたロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平選手。
大谷選手は31日(現地時間30日)、オークランド・アスレチックスとの開幕戦に2年連続の開幕投手となる3番投手としてスタメン出場。
投げては、最速162キロのストレートと真横に大きく曲がるスライダーなど多彩な変化球とのコンビネーションで、アスレチックス打線に的を絞らせず6回を93球、被安打2、10奪三振と素晴らしい内容。
打っても3打数1安打1四球で2度出塁し、攻撃を牽引した。
なお、エンゼルスは大谷が降板した時点では1-0とリードしていたが、後続の投手が8回につかまり1-2で敗れ、開幕白星とはならなかった。
今年も、安定の「なおエ」祭りとなってしまうのか、不安の残る開幕戦でのエンゼルス打線の湿りっぷりだった。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している