現在、当サイトで独自検証と特集を行っている、“Google検索”における映像作品のキャスト一覧。
各作品の公式サイトとは別に、Googleがユーザーの検索結果やネット上にアップされている情報などから自動的にキャスト一覧を表示するシステムに関するものだ。
これまでに、“三浦春馬さん多部未華子と共演『僕のいた時間』で「脇役の1人」扱い…戦慄のキャスト一覧”の記事で、三浦春馬さん主演ドラマ『僕のいた時間』(フジテレビ系)において、三浦さんが22名のキャスト一覧の14番目に配置されていたことをお伝えした。
“有村架純は三浦春馬さん「以上」!?『コーヒーが冷めないうちに』キャスト一覧の謎”の記事では、映画『コーヒーが冷めないうちに』(配給:東宝、監督:塚原あゆ子さん)において、総勢17名ものキャストが並んでいる中、主演の有村架純さんがキャスト一覧にいないことをお伝えした。
賀来賢人さん、小栗旬さん、戸田恵梨香さん、松坂桃李さんといった主演作品の多い同年代の俳優については、こうした異常事態が起こっていないことを検証の結果明らかにしてきた。
そして、今回新たに検証を行ったのは、浜辺美波さん。
データが少ない場合だとどうなのか?
これまでの俳優陣に比べると年齢が若く、データの蓄積期間という側面で、三浦さんや有村さんのようなキャスト一覧における異様な光景が起こりやすいのではないかという仮説のもと検証を行っていったのだが……。
「結論として、浜辺美波さんの場合は、『賭ケグルイ』シリーズや『約束のネバーランド 』『君の膵臓をたべたい』などドラマ6本、映画6本の主演作品のすべてにおいて、三浦さんの『僕のいた時間』や有村さんの『コーヒーが冷めないうちに』みたいなおかしな事象は見つかりませんでした。
私も、データが少ない場合には、Googleがキャスト一覧を自動構成するにあたってバグと言いますか、正確な結果をはじき出せない可能性が高まるのではないかと思ったんですけどね」(メディア記者)
あらためて、三浦さんと有村さんのケースが特異なものだったことを証明する検証結果となったと言えるだろう。
特異な状況が生まれている2件について、原因が何なのか、そこに何らかの作為的なものが働いている可能性があるのか、引き続き独自検証を続けることで究明に向かっていきたい。
(文/窪田翔吾)