七夕の夜7時に183を数える全国の劇場で、三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)が一斉同時上映された。
各地でチケット完売が続出し、日間の興行収入・観客動員ランキングでは、封切りから間もなく7ヶ月にもかかわらず“第2位”にランクインした。
また、これにより新たなムーヴメントも生まれている。
封切りから7ヶ月以上経過しても新規の追加上映が決まる
「当初は、7日の七夕特別上映だけ実施予定だった“シネマ・リオーネ古川(宮城県)”では、8日以降も継続して上映することを決め15日までこれを続けるようです。
また、“シアタス心斎橋(大阪府)”では16日からの追加上映が決まりました。
これで、昨年12月11日に封切りとなった『天外者』は7ヶ月以上のロングランとなると同時に、封切りから7ヶ月以上経過しても新規の追加上映が決まるという偉業も達成することになりますよ」(メディア記者)
14日に全国のイオンシネマでの1日限りの『天外者』特別上映が行われることも発表された。
七夕当日の特別上映という奇跡は、また新しい奇跡を生み出し始めている。
国内外を問わずに、また『天外者』旋風が吹き荒れそうだ。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている