9日、ベルーナドームで行われた西武とロッテの試合は、ロッテが6-2で勝利。
西武は、試合前の時点で3勝0敗、防御率1.33だった先発・今井達也投手が、初回からロッテ打線の1番の池田来翔選手、3番の中村奨吾選手につかまり1点を失う。
以降も、池田選手と中村選手にことごとく痛打を浴び、7回には両者に本塁打を許すなど計6失点の大誤算。この回途中で今井投手はマウンドを降りた。
「これまで1割台半ばと打撃に苦しんでいた中村奨吾選手に、4打数4安打4打点されるとはさすがに想像もしませんでした。
今井達也投手のコントロールミスと柘植世那捕手の配球ミスもあったかなと思いますが、それを完璧にとらえた中村選手が今日は素晴らしかったということでしょう。
ミスと言えば、この日、西武はファンクラブ会員先着5000名に『ライオンズオリジナルロングTシャツ』を無料配布していたんですが、これに『TEXT SAMPLE』という不要な文言が印字されていたと試合後に発表しました。
また、店頭およびオンラインのグッズストアで販売した『スマーフ×ライオンズ』関連グッズ2点においても、『ライオンズの球団商標を使うべきところに、他球団商標を使ってしまっていた』商品が混在した状態で販売していたことを発表し、お詫びと訂正をしていました。
相次いだあり得ないミスに、ファンはSNSなどで疑問の声を上げていますよ」(スポーツコメンテーター)
プレーにおけるミスはある程度仕方がない部分だが、グッズのミスは極めてお粗末と言わざるを得ないだろう。
(文/中牟田晃)