「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が26日、スポーツ強豪校として知られる京都府京都市西京区の「京都成章高校」の大麻汚染疑惑とその隠蔽について報じた。
京都成章は高校野球で春夏5回の甲子園出場、1998年の夏の甲子園では準優勝という実績を持つ。
全国高校ラグビー大会、通称“花園”には15回も出場しており、2020年の第100回記念大会で準優勝するなど全国屈指の強豪校だ。
今回の報道は、そんな京都成章の現役ラグビー部員の保護者からの告発によるもので、大学進学を間近に控えていた3年生部員複数名が、3月下旬に大麻取締法違反で逮捕されていたという。
逮捕者の中には、今年1月の花園でプレーしていた部員も含まれていたというのだから驚きである。
また、現在も現役の後輩部員や他の運動部の生徒が、4月の新学期スタート後も不自然に登校しない期間がしばらくあったようで、大麻関連でのペナルティを受けていたのではないかとのこと。
京都成章は「生徒の個人情報の保護及び、プライバシー保護」を盾にして問題公表を控え、なかば隠蔽しているのではないかとみられても仕方ない状況だという。
詳細については、ぜひ同電子版または27日発売の「週刊文春」にてご確認いただきたい。
(文/中牟田晃)