現地時間23日(日本時間24日)に行われたメジャーリーグの試合では、各地でWBC侍戦士が大暴れ。
侍ジャパンの切り込み隊長を務めたラーズ・ヌートバー選手(カージナルス)が1番センターで出場すると1回表、マリナーズのジャック・フラーティ投手が投じたこの試合の第1球を捉え、見事に先頭打者ホームラン。
侍ジャパンの3番打者・大谷翔平選手(エンゼルス)は3番DHでロイヤルズ戦に出場。
1-2と1点ビハインドで迎えた6回裏、ロイヤルズのジョーダン・ライルス投手から1番のテーラー・ウォード選手、WBCでは最後に直接対決したマイク・トラウト選手が2者連続ホームランを放つと、続く大谷選手もライルス投手の5球目を捉え見事に三者連続ホームラン。
一気に試合をひっくり返し、4-3での勝利に大きく貢献した。
侍ジャパンの4番打者・吉田正尚選手(レッドソックス)は4番レフトでブリュワーズ戦に出場。
3-4と1点ビハインドで迎えた8回表、先頭のジャスティン・ターナー選手が同点ソロホームランを放つと、続く吉田選手もライトスタンドへ2者連続となるソロホームランを放ちあっという間に逆転。
さらに、その後もレッドソックス打線は打者一巡の猛攻を見せ、二死満塁でこの回2度目の打席が吉田選手に。ここで、吉田選手は再びライトスタンドへホームラン。満塁ホームランを含む1イニング2発で5打点と勝負強さを見せつけた。
一挙9得点というチームの攻撃の主役となり、12-5での勝利に大きく貢献した。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している