NHKがテレビで岡本カウアンのジャニー喜多川さん「性加害」告発を報道…ジュリー社長の責任追及へ | The Audience
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NHKがテレビで岡本カウアンのジャニー喜多川さん「性加害」告発を報道…ジュリー社長の責任追及へ

NHKがテレビで岡本カウアンのジャニー喜多川さん「性加害」告発を報道…ジュリー社長の責任追及へ
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 NHKが13日16時からの『ニュース・気象情報』の中で、元ジャニーズJr.の岡本カウアンさんが12日午前、ジャニーズ事務所前社長である故・ジャニー喜多川さんからの「性被害」について、会見を開き告発したことを報じた。

 岡本さんの告発についてテレビで報じたのは、民放も含めこれが初めて。
 
 『ニュース・気象情報』では、岡本さんが15歳頃から「15~20回」ジャニーさんによる性加害を受けてきた、同じような被害に遭った同僚はおそらく「100~200人」に上る、と主張していることを詳報。
 
 また、この主張を受けジャニーズ事務所が「弊社としましては、2019年の前代表の死去に伴う経営陣の変更を踏まえ、時代や新しい環境に即した、社会から信頼いただける透明性の高い組織体制および制度整備を重要課題と位置づけてまいりました。本年1月に発表させていただいておりますが、経営陣、従業員による聖域なきコンプライアンス順守の徹底、偏りのない中立的な専門家の協力を得てのガバナンス体制の強化等への取り組みを、引き続き全社一丸となって進めてまいる所存です」と声明を出したことも報じた。
 
 しかし、ジャニーズ事務所の声明はあくまでも「ジャニーさんの死後、そのようなことはありませんよ」という現体制に関してのもの。
 
 NHKはもちろんのこと、民放各社でも「ジャニーズ事務所の現社長である藤島ジュリー景子さんが、当時のことをどう考え、自身の責任をどう捉えているのか」を聞き出す必要があるだろう。
 
 ジュリーさんが、ジャニーさんの姪だからということではなく、岡本さんが被害を受けていた当時、すでにジャニーズ事務所の役員として所属タレントと関わる立場にあったからだ。
 
(文/窪田翔吾)