19日に放送された上白石萌音さん主演のドラマ『ボス恋』こと『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)第2話の視聴率が11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日分かった。
第1話の11.4%からは0.1ポイントだけ下げたものの、昨今の高視聴率ボーダーと言われている【10.0%】は楽々超えており、好走が続いている状況だ。
※以下は一部ネタバレを含みますのでご注意ください。
森さんに格の違いを見せつけた
「地味な女の子がファッション業界に飛び込み、“美”を獲得していくという映画『プラダを着た悪魔』と被る内容なのではとの声もありましたが、第2話でその要素はかなり払拭されたと言えるのではないでしょうか。
次々と“美”を獲得して行くと言うよりは、自身の甘さや幼さを痛感しつつ、そこでへこたれずに“たくましさ”や“強さ”を獲得して行くという印象ですよ。
菜々緒さん演じる鬼のようなファッション誌編集長が、その背中を押す役割を果たしてくれています。
第2話では大物漫画家という設定でアニメ『鬼滅の刃』シリーズで主人公・竈門炭治郎の声優を務める花江夏樹さんが登場しました。
見え透いたおべっかにはなびかなかった大物漫画家が、上白石さん演じる鈴木奈未の、一度の失敗ではくじけないひたむきさや健気な姿に心を打たれて動くというストーリーはなかなかの見ものでしたね」(メディア記者)
前クールの同枠ドラマ森七菜さん主演の『恋あた』こと『この恋あたためますか』は最終話での11.3%が最高記録だった。
かたや『ボス恋』は2話続けて11.3%以上。上白石萌音が、今、移籍騒動で注目されている森さんに格の違いを見せつけた格好とも言えるのではないだろうか。
(文/スコッティ角筈)