11日、楽天モバイルパークで行われた楽天-オリックスの試合は、6-0でオリックスが勝利。
オリックスの高卒3年目右腕・山下舜平大(やましたしゅんぺいた)投手が、最速157キロのストレートと落差の大きいフォークボールを主体に、5回を2安打無失点10奪三振と楽天打線を手玉に取りプロ初勝利を挙げ、チームの連敗を2で止めた。
山下投手は、先月31日の西武戦(ベルーナドーム)でも、プロ初登板が開幕戦という大きなプレッシャーがかかる中、5回3分の1を投げ自責点1と好投していたが、打線の援護に恵まれず惜しくも初勝利を逃していた。
暴投を2つも記録してしまった前回登板同様に、打者のだいぶ手前でワンバウンドするようなボールが11日の試合でも何度も見られたが、これを若月健矢捕手がことごとく体でブロックして前に落とすどころかすべてキャッチ。
前回登板では森友哉捕手とバッテリーを組んでいたが、次回以降も若月捕手とバッテリーを組むことが、暴投防止を含めた好投への近道となりそうだ。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している