元TBSアナウンサーでイラク人の父と日本人の母を持つ国山ハセンさんが9日、ワイドショー番組『ワイドナショー』（フジテレビ系）に出演。
3月31日、元タレントの田代まさしさんがインスタグラムに「今日、品川駅で、田代まさしだということだけで、新幹線の時間が迫っているのにも関わらず、こんな仕打ちを受けました」とのコメントとともに、駅構内で警察官2人に囲まれた田代さんが、荷物を開けられ、財布やポーチの中身を調べられたり、身分証を確認されたりと、執拗に職務質問を受ける動画を投稿し、「警察は理不尽なことするよね」「警察が前科者に入念に職質するのは当たり前」など物議を呼んだ件に関連して、自身の過去の経験を語った。
国山さんは、「私の場合は交通違反をしたことがあった」とカミングアウト。
そのとき、免許証の名前がカタカナということで「『日本人ですか？』と言われたことがあって。『えっ、どういう意味ですか？ 日本人です』と。何を言いたいのかな」と不快感を覚えたと主張。
「仮に外国人だったらどうなるか、みたいな話になりますよね。まれですけど、高圧的、差別的に感じるなと受け取るケースはあります」と、警察の対応がしばしば差別的ではないかとの持論を展開した。
この国山さんの発言に対し、視聴者からは「そもそも交通違反をやらかしてるくせして、何を偉そうに言ってるんだ」「違反してる人に厳しく、毅然と対応するのは職務上必要なこと。何を差別とすり替えてるんだ」「外国人の場合は、在留カードの提示を求めるんだから、外国人の可能性がある見た目や名前だったら、そうじゃない人よりも聞かれることが増えるのは普通。この国山ハセンって奴、親の顔が見てみたいわ」など否定的なコメントが殺到。炎上する事態となっている。
（文／木暮雅人）