8日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われたソフトバンク-西武の1戦は「3-0」で西武が勝利。
西武は2連勝で4勝3敗。ソフトバンクは2連敗で5勝2敗のシーズン成績となった。
この試合では、ソフトバンクが今シーズン7試合目にして「初モノ」を2つ記録。失策と併殺打だ。
失策は、1-0で迎えた9回表、西武の攻撃。一死一塁から中村剛也選手の打った強い二塁ゴロが、ほぼ牧原大成選手の正面へ。これを牧原選手が弾き、さらに拾い上げて二塁へ送球するまでややもたついたことでオールセーフ。うまく捌いていれば併殺でピンチ脱出という場面だっただけに痛い失策となった。
併殺打は、1-0で迎えた4回裏、ソフトバンクの攻撃。一死一塁から牧原選手が投手正面へのゴロを打ってしまい、西武に難なく併殺を奪われてしまった。
牧原選手にとっては不運な1日となってしまったが、開幕から6試合の間、チームとして失策ゼロ、併殺打ゼロを続けていたことが、むしろソフトバンクの今シーズンの強さを如実に語っているとも言えるだろう。
（文／中牟田晃）