大相撲初場所で、大関の貴景勝が19日に日本相撲協会へ休場を届け出た。
先場所で優勝を遂げ、今場所は綱取りがかかる場所だったものの、初日からよもやの4連敗を喫するなど昨日18日までの成績は2勝7敗と大不振となっていたのだが……。
「休場であれば、怪我や病気などの診断書を提出するのが通例ですが、現時点では具体的な休場の理由が分かっていません。
不振はOKで不審はNG？
スポーツ紙各紙も特に報じていない状況ですよ。
まさか、不振を理由に後付けで診断書を出すようなことはないと思いますが、『休む』ということに関しては今場所への出場について『新型コロナウイルスが蔓延している状況では出場するのが恐い』と相談した結果、『がんばって出場するか、引退するかの2択だ』と相撲協会に突きつけられ引退を選んだ琴貫鐵が思い出されます。
もし貴景勝が成績不振を理由に休場したのであればという前提での話ではありますが、それならば琴貫鐵も感染リスクや感染対策などへの不審を理由に休場しても良かったのではないかとも思いますね」（スポーツ記者）
おそらく、この後、貴景勝の休場理由は明らかになると思うが、現時点では釈然としないと考える人もいるようだ。
（文／有村和巳）