楽天は4日、ホームページを更新して、同グループの代表取締役会長兼社長である三木谷浩史さんに関連する一部報道について否定。法的措置を含め対応していくことを示唆した。
ホームページでは「当社代表取締役会長兼社長である三木谷浩史に関して、反社会勢力とのつながりや、あたかも違法薬物の購入・使用をした、もしくはその疑いがあるかのような記事が掲載されましたが、そのような事実は一切ございません」と記事内容を否定。
「当該記事を掲載した出版社、週刊誌の編集長、いかにも真実であるかのような記事を執筆した記者に対し、法的措置を含め厳重な対応を取ります」と、今後の対応方針を示唆した。
4日発売の「FLASH」(光文社)では“三木谷浩史・楽天会長、暴力団組員との密接交際写真「俺はコカインの密売人」”とのタイトルで記事を掲載。
同記事には、三木谷さん、当時コカインの密売をしていたという元暴力団組員の男性、ミュージシャンのYOSHIKIさんが路上で楽しそうな表情で収まる3ショット写真が添えられていた。
記事内でも、楽天サイドが三木谷さんのコカイン購入や、暴力団組員との関与を否定したことが綴られているほか、YOSHIKIさんも当該男性との面識はなく、路上での写真撮影はしばしば行っており、当該写真については記憶にないと答えたことが書かれていた。
(文/等々力おさむ)