31日、西武ライオンズが本拠地ベルーナドーム(埼玉)で昨年の日本一球団・オリックスバファローズを相手に2023シーズン開幕戦を戦った。
松井稼頭央新監督にとっての初陣となったこの試合、西武・高橋光成投手、オリックス・山下舜平大投手がいずれも素晴らしい投球を見せ、1-1のロースコアのまま終盤へ。
西武は7回裏、愛斗選手に値千金のホームランが飛び出し2-1と勝ち越し。
そのまま9回表を迎え、西武はストッパーとしてルーキーの青山美夏人投手をマウンドへ送る。
青山投手は西野真弘選手、杉本裕太郎選手を相手に簡単に二死を奪ったが、ここで昨年まで西武の主軸として活躍した森友哉選手に手痛い同点ホームランを浴び、試合は振り出しに。
延長10回表、西武は新外国人投手のティノコをマウンドに送るも、先頭打者の宗佑磨選手に初球を捉えられ勝ち越し点を献上。
10回裏はオリックス・平野佳寿投手が西武打線をしっかり0点に封じ、オリックスが3-2で勝利した。
西武は勝利目前で森選手に「恩返し弾」を打たれたのが痛すぎた。
なお、WBCの優勝に大きく貢献した西武・山川穂高選手は5打数無安打3三振と散々な内容だった。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している