共同通信が27日、米ツイッターのソフトウエアの設計情報である「ソースコード」の一部が外部に流出したと、複数の米メディアが26日報じた。ソフトの脆弱性を突くなど悪用されれば、ハッキング(乗っ取り)につながる可能性があると報じた。
ブルームバーグ通信などによると、米マイクロソフト傘下のソフト開発者向け共有サービス「ギットハブ」にソースコードが掲載されていた。ツイッター側の要請でソースコードは削除されたが、数カ月間は掲載されていた可能性があるという。
ツイッターは米カリフォルニア州の裁判所に、コードを流出させた人物の特定などをギットハブに求める書類を提出したとのこと。
今後、どのような展開をみせるのか、イーロン・マスク氏はどんな対応をするのか、動向に注目が集まる。
(文/福島秀明)