不倫関係にあったとみられる立命館大学法学部3年生の濱野日菜子さんに、タリウムを飲ませて殺害した容疑で逮捕・起訴された、「舞妓ビジネス」社長の宮本一希被告。
宮本被告は「3年ほど前から派手に飲み歩くなど様子が一変した」というが、この時期に宮本被告の叔母で一族の家業である不動産会社の社長を務めていた50代女性が、突如として倒れ大脳の機能の一部が失われた植物状態になっていた。
そんな叔母の急変についても不審に思い調べていた捜査関係者によると、叔母の血液からもタリウムが検出されたという。
検出されたタリウムと体調の急変との関連があるかどうかを慎重に調べているとのこと。
なお、宮本被告の父親は、叔母が倒れる1ヶ月前に虚血性心疾患で他界している。
(文/福島秀明)