参議院で除名処分を受け、「“不逮捕特権”がある議員」という立場を失ったガーシーさん。
16日には、警視庁が「著名人らに対して常習的に脅迫を行った」などとして逮捕状を請求したことが大々的に報じられたが、そのウラでガーシーさんによるオンラインサロン「GASYLE」が新たなトラブルを起こしていたようだ。
GASYLEでは昨年12月29日に「この度日本のカードブランドであるJCBカード決済を様々なリスクを考慮して決済手段から外すことに致しました。現在JCBカード決済をご利用の会員様にはVISA・masterのみの決済とさせて頂きますので大変ご面倒ではありますが、VISA・masterへのカードブランド変更をお願い致します」と告知。
これに伴い、登録カードブランドをJCBのまま変更しなかった会員は「強制解約」となり、GASYLEへのアクセス自体が不可となっていた。
今年2月下旬にGASYLEは、決済システム会社を変更したようで「月額利用料を3980円から30ドルへと変更」「JCBカードの支払いも可能と致しました」と通知。(※通知はGASYLEガシルがSNSで告知したもので、JCBで登録していた会員の登録メールアドレスへ個別通知したものではない)
どこにも「以前JCBブランドで登録していた会員様で、退会手続きをしていなかった会員様におかれましては、現在は以前のアカウント情報でログイン可となっており、退会手続きを●●日までに行っていただきませんと30ドルの継続決済がスタートとなります」といった注釈がないにもかかわらず、JCBブランドで登録していた元会員から何の告知もなく30ドルの請求を行い、一部でトラブルとなっている。
逮捕状請求のニュースを受け、ガーシーさんは引っ越しをすると語っていただけに、このトラブルが早急に対応されるか懸念されるところである。
【2023年3月31日追記】ネットの相談板には「ガシルで一月よりJCBのカードで登録した方はログインできなくなりました。運営様にもこれは退会と言う形で良いですかと確認しまして、料金は発生しませんと確認。 (それにもかかわらず)2月よりJCBの登録が可能となり勝手に登録され引き落としされていました。 その際、今まで中国の見たことのない所から引き落としされていたのでカード情報が盗まれたと思いカードを変更しました。先程、ガシルの方から請求を個人メールでチャージバックをとり下げろといわれはじめてガシルからの引き落としと気づきました」という声が上がっており、同様の被害に気付く元ガシル会員が増えてきている模様。
(文/西山雅洋)