日本ハムファイターズの新ホーム球場「エスコンフィールド北海道」が14日、西武ライオンズとのオープン戦(14時プレイボール)でこけら落としを迎えた。
1回裏、二死ランナーなしから3番の松本剛選手がセンター前に落ちるライナー性の打球を放ち、記念すべきチーム初安打を記録するかと思われた。
だが、この打球を先のWBC壮行試合にサポートメンバー(元プロ野球選手で現在は野球解説者として活躍する里崎智也さん曰く“未来侍”)として出場していた西武の西川愛也選手が、猛然とチャージし地面すれすれで捕球するファインプレーを披露。
WBC本戦の中国戦、韓国戦のヌートバー選手を彷彿させるスーパープレーだった。
これにより、松本選手の名前が「新本拠地・エスコンフィールドで初めて安打を放った日本ハム選手」として残ることを阻止した。
なお、両チームを通じての初安打は西武の栗山巧選手が1回表に記録した。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している