北海道札幌市出身でNHK札幌放送局のアナウンサー・船岡久嗣容疑者が17日夜、東京都内にある20代の女性アナウンサー宅へ侵入したとして逮捕された。
船岡容疑者は、出張中に女性のあとをつけて侵入。部屋にいた知人男性に取り押さえられ、逃げようと3階のベランダから飛び降りて負傷。2日間の入院の後に逮捕されたという。
船岡容疑者は東京、金沢、名古屋など各地のNHK放送局で勤務した後、現在は地元である札幌放送局に勤務。大相撲の実況やニュースを担当。2021年の東京五輪では花形である開会式の実況を務めるなど、華麗なキャリアを積んでいた。
「NHK札幌放送局のアナウンサーによる不祥事と言えば、『週刊文春』（文藝春秋）が報じた登坂淳一アナウンサー（2018年1月にNHKを退局）によるセクハラ疑惑も有名ですね。
登坂アナは、文春の取材に対し否定をしていたようですが、NHK札幌放送局勤務時代の2011年6月に、あるローカル局での番組収録後の打ち上げの席で、同席した新人女性キャスターの体を執拗に触ったほか、トイレまで追いかけてキスを迫ったりスカートの中に手を伸ばしたりするなどの行為があったと報じられました。
今回の船岡容疑者の逮捕で『NHK札幌放送局は危険な下半身、歪んだ性欲を育てがちやろ』といった声が聞こえてきています」（メディアコメンテーター）
NHKの規範意識教育に疑問の目が向けられている。
（文／福島秀明）