岸田文雄総理大臣は18日、トルコのエルドアン大統領と会談し、850万ドル、約11億円規模の人道支援を行うと表明した。
一方で20日には、ロシアによるウクライナ侵攻から24日で1年となるのを前に、「ウクライナに対して新たに55億ドル(約7200億円)の追加財政支援を行うこととした」と表明。
「東日本大震災のときに、すぐさま救援隊を派遣してくれたトルコに対しては11億円で、いまなおロシアによる侵攻に苦しんでいるウクライナへは7200億円。
どちらも支援が必要という点では同じ中、『なぜこうも差があるのか』『トルコには恩義があるのに、安すぎるのではないか』といった声が聞こえてきています。
また、『海外にはATMのようにジャブジャブお金を使うくせに、日本国民には増税などの苦痛を強いようとする。岸田首相は日本人のためには働いてくれない』といった不満や疑問の声も上がっていますね」(メディアコメンテーター)
岸田総理の判断基準に疑問を感じている人は多い。
(文/二宮誠司)