「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が15日、《安倍元首相「疑惑の銃弾」第2弾 昭恵夫人は暗殺映像を再生し「変ですよね…」》の見出しで記事を掲載。
山上徹也被告が自作したのは、1度に6発の弾丸が発射される銃にもかかわらず、このうち2発は行方不明のままであること、「実況見分」こそ事件当日に行われているが、重大事件であれば1日でも早く行われるべき「現場検証」は事件から5日後と警視総監経験者も首をひねる対応の遅れがあったこと、事件当日に安倍晋三元首相の救命にあたった救命医の会見内容と、警察が拠り所とする司法解剖の結果が大きく食い違っていること、この食い違いに対し安倍昭恵夫人も「変ですよね」といぶかしんでいることなどが綴られている。
詳細については、同電子版または16日発売の同誌をご確認いただきたいが……。
「白昼堂々、憲政史上最長の在任期間を誇った安倍晋三元首相が襲撃され、凶弾に命を落とした。
これだけでも、警察の対応に問題があったのではないかと疑問を感じた人が多かった中、一刻も早く行われるべき『現場検証』が事件から5日後になるというさらなる失態が起こっていた、結果として重要な証拠となる弾丸の一部が消失したというんですから、警察の動きを理解できないと感じる方が多いのは当然でしょうね。
また、救命医と司法解剖では観点が異なるため、多少の相違が生まれることは往々にしてあるでしょうけど、あまりにも大きく食い違っていて昭恵夫人でさえもおかしいと感じているワケですから、警察が自主的に、あるいは何らかのチカラに従って、何かを隠しているという、あってはならないことが起こっている可能性を否定できないのではないかと感じます。
同じことは、2020年7月に急逝した三浦春馬さんの捜査にも言えるでしょう。
このときは、早々に自殺の線が強いとみなされて処理されていたように感じますし、結果として三浦さんが急逝の2日後に火葬されるという異常な速さでの対応も起こってしまっています」(メディアコメンテーター)
警察の絶対的な信頼が大きく傾く事件が、こうも立て続いているという事実は、絶対に見逃されてはならない。
(文/窪田翔吾)