俳優の波瑠さんが14日、『もう一度、逢いたくて旅にでた。』(日本テレビ系)に出演。
「一番忙しい時に一緒にいてくれた人。だからお礼を言いたい」と、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主演でブレイクした当時のマネージャー・松葉さんが暮らす福岡を訪ねた。
波瑠さんは、松葉さんがマネージャーについてくれたのは「一番忙しい時」だったとし、「すっごい週刊誌に追っかけ回されてたんです、毎日。『朝ドラから帰ってきたコイツの家を誰か見つけろー』っていう感じに」と当時を回顧。
「松葉さんがいつもカーチェイスして、逃げながら、やっと家に帰るっていう」と、わずか7~8年前とは思えないほどのメディアのコンプライアンス意識欠如を明かした。
犯罪に関与したり、倫理的に問題がある行為や発言をしたりした有名人であれば、公益性の観点などから追及されることも致し方ない側面はあるかもしれない。
だが、単に人気者、話題性のある人という理由でストーカーのようなメディア攻撃を受けるいわれはあるまい。
いまだに、有名人本人やその家族に対し、ストーカーや盗撮が疑われる報道を続けているメディアがいくつか見られる。
波瑠さんが受けた恐怖や苦労を、そんなメディアにはよくよく考えてもらいたい。
(文/佐藤博幸)
~ライター略歴~
山口県出身
大のアイドル好きで、アイドル関連をメインに記事執筆を行っている