7日放送の吉高由里子さん主演、北村匠海さんが相手役を務める連続ドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系、火曜21時~)第4話の世帯平均視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
第1話から7.7%、7.9%、7.1%とこれまではいずれも7%台で推移していたが、ここに来て6%すらも割り込む気配が出てきた。
なお、同日に放送された広瀬すずさん主演で、キンプリことKing&Princeの永瀬廉さんが相手役を務める連続ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系、火曜22時~)第4話は、第3話から0.3ポイント伸ばして6.2%だった。
「テレビ朝日系が火曜21時にドラマを持ってきたのは昨年10月期のこと。1987年以来、実に35年ぶりでした。
つまり、世間的にはあまりドラマ枠としてのなじみがない中で、『星降る夜に』は7%台というまずまずの数字を継続していたわけです。
したがって、6%台で推移するのはそこまで問題ではないと思いますが、さすがに6%すらも割り込んでくるとなると状況は変わってくるでしょう。
4月期以降のドラマに悪影響が及ばないように、早期打ち切りが検討される可能性も出てくるかと。
同じ火曜ドラマで、『絶不調』『オワコン』などと言われている『夕暮れに、手をつなぐ』にわずかな差とは言え逆転されてしまったことも多少は響くのではないかと思いますしね。
『星降る夜に』は、吉高由里子さん演じる主人公、北村匠海さん演じる恋人をはじめ、辛い過去を背負っているキャラクターが多すぎることも、ここに来ての視聴率急落につながっているように思います」(ドラマ批評家)
『星降る夜に』が正念場を迎えている。
(文/江口のりお)