3日、オリコンが最新の「ドラマ満足度ランキング(1月17日~23日の放送回を対象)」を発表した。
1位は、6年ぶりの民放ドラマ主演となった草彅剛さんの『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系、月曜22時~)で、98Ptと超ハイスコアを記録。
2位は、安藤サクラさん主演、バカリズムさんが脚本の『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系、日曜22時30分~)で、こちらも96Ptと1位と遜色ない超ハイスコアを記録。
3位には、NHK総合の火曜22時枠に放送されている『大奥』が86Ptでランクイン。
4位以下はいずれも80Ptを割り込んでおり、8位の吉高由里子さん主演、北村匠海さんが相手役の『星降る夜に』(テレビ朝日系、火曜21時~)以下は60Ptにも届いていないという結果になっている。
また、北川景子さん主演の『女神[テミス]の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系、月曜21時~)、妻夫木聡さん主演の日曜劇場『Get Ready!』(TBS系、日曜21時~)、広瀬すずさん主演でアイドルグループ「キンプリ」こと「King&Prince」の永瀬廉さんが相手役を務める『夕暮れに、手をつなぐ』(火曜22時~)に至っては、トップ10にすら入っておらず、獲得ポイントは50Ptにも満たない可能性が高い。
一方、昨年10月期のドラマは、昨年末に発表された「ドラマ満足度ランキング(12月6日~12日の放送回を対象)」を参考に見ていくと、川口春奈さん主演、目黒蓮さん、鈴鹿央士さんとの共演で話題となった『silent』(フジテレビ系、木曜22時~)が98Ptで1位。
長澤まさみさん主演で、眞栄田郷敦さんが相手役の『エルピス -希望、あるいは災い-』(カンテレ・フジテレビ系、月曜22時~)が94Ptで2位。キンプリの平野紫耀さんが主演の『クロサギ』(TBS系、金曜22時~)が93Ptで3位。松重豊さん主演の『孤独のグルメ Season10』(テレビ東京系、金曜24時12分~)が90Ptで4位。
実に4作品が90Pt以上という、超ハイレベルな争いを繰り広げていた。
5位以下も、吉沢亮さん主演『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系、月曜21時~)が88Pt、岡田将生さん主演『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系、木曜21時~)が84Ptと、6位までが80Pt以上を獲得する豊作のシーズンだったと言えるだろう。
80Pt以上を「真に見る価値アリ」と判断するなら、今期ドラマは上位3作以外は正直「見る価値ナシ」と言っても過言ではないのではないだろうか。
(文/吉良栄蔵)