25日、「デイリー新潮」(新潮社)が、岸田文雄首相の長男で首相秘書を務める岸田翔太郎さんについて、驚きの行動の数々を報じた。
翔太郎さんは、昨年10月に岸田首相から秘書に指名され、岸田首相とともに「縁故採用」との批判を集めた人物だ。
翔太郎さんは、先の外遊において、公用車でパリやロンドンを観光。さらに、カナダ首相に記念撮影を申し込み、周囲の顰蹙(ひんしゅく)を買っていたという。
木原誠二官房副長官が、これも外遊中のことだが、岸田首相の記者会見中にもかかわらず、両手をズボンのポケットに突っ込んだままでいるという、みっともない行動を取り、この様子がネットを通じて拡散され、複数メディアに報じられる事態となったのは記憶に新しいところ。
縁故採用の長男、有能な右腕のはずの官房副長官。ごく近しい人物たちの、あまりにも立場をわきまえない愚行の連続により、岸田首相の退陣表明の日がヒタヒタと足音を立てて近付いてきている。
(文/福島秀明)