人気バンド「Official髭男dism」が11日にリリースした新曲『ホワイトノイズ』に思わぬケチが付いていると、「まいじつ」が15日報じた。
同曲が、80年代に世界的人気となったアメリカのメタルバンド「SLAYER」の『Raining Blood』と酷似しており、イントロについては「まるぱくり」との声まであり、ほかにも「SLAYER」の『south of heaven』にも似ているとの指摘があるという。
この盗作疑惑に乗じて、音楽ライターの声として「もともと『髭男』は、これ以上ないまでの典型的な過大評価バンド」「代表曲の『pretender』だって、検索候補に『pretender 歌詞 ひどい』と出る有様。作詞能力に関しては以前から疑問だらけ」という声があると記すなど、これでもかというくらに髭男を酷評している。
「もちろん、意図的に盗むことは決して許されることではないという前提のうえでですが、そもそも、現代ミュージックの歴史の長さを考えたら、部分的に似ているなんてことはさして責め立てるようなことではないんじゃないかと思いますね。
曲全体が盗作なら当然アウトでしょうけど、コード進行が一部同じだとか、音質が似ている部分があるとかで『盗作だ』と騒ぐことの方がナンセンスではないかと。
また、イントロ部分が他のアーティストに似ているという声と、歌詞の評価がイマイチというのを結びつけるような記事の書き方もどうなのかと思いますし、『pretender』は歌詞もメロディーも歌声も、さらには同曲が主題歌として使われた長澤まさみさん主演で三浦春馬さんと竹内結子さんの名演が印象的な『コンフィデンスマンJP ロマンス編』との相性においても、非常に高く評価されている側面の方が圧倒的に大きいですから、テキトーに批判するのはやめてほしいですよ」(メディアコメンテーター)
一部から色んなケチが付いて回るのも、髭男が長らくミュージックシーンの真ん中を走り続けている証左とも言えるかもしれない。
(文/桜田秀道)