「文春オンライン」(文藝春秋)が10日、《「1億1千万円を支払え」キンプリ記事を巡りジャニーズ事務所とジュリー社長が文春を提訴》のタイトルで記事を掲載。
昨年立て続けに明らかとなった、滝沢秀明副社長の退社、キンプリことKing&Princeの平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんの3人が脱退・退所するというニュース。
退社、退所という決断の背景について、滝沢さんはジュリー社長に対し不満を持っていた、キンプリの平野さんは面談の約束を繰り返し反故にされていたといったエピソードを「週刊文春」が記事にしたことに対し、ジャニーズ事務所およびジュリー社長は「King & Princeのメンバー及び滝沢氏を精神的に壊したことも、メンバーの脱退・退所や取締役辞任に追い込んだとの事実もない」と主張。
名誉棄損で事務所とジュリー社長それぞれに5500万円を支払うよう提訴をしてきたという。
これを受け、文春は同記事内で「事実関係には自信を持っている。ジャニーズ事務所が主張するような円満退社・退所ではないことは明らか。巨額提訴に臆することなく、今後もジャニーズ事務所の実態を報じ続ける」と徹底抗戦することを宣言している。
激震が続く日本有数の芸能事務所であるジャニーズ事務所と、日本を代表する週刊誌である文春の仁義なき戦いの行方は果たして。
(文/高柳拓郎)