ソフトバンクへFA移籍した近藤健介選手の人的補償選手について、日本ハムの新庄剛志監督が9日、具体的なことを発言した。
「球のスピードは彼なんだけど。体の状態があれだからこの選手かなっていうのも。迷いましたよ。ビデオはもうすり切れた。大学時代から見たから…。その大学時代に復活できるのかどうかっていう見極めもね。そこはもうコーチの指導で」「最初の文字が『た』」と、選手の特徴だけでなく、名前のヒントまでも明かした。
「度重なる故障、学生時代には剛速球を軸に圧倒的な投球を見せていた。日本ハムは抽選クジではずれはしたものの、2016年にドラフト1位指名していた。
こうした要素から、新庄監督が示唆したのは間違いなく田中正義投手でしょう。
もはや、示唆というより明言といっていいと思いますけどね(笑)」(スポーツコメンテーター)
最終的に日本ハムがどの選手を指名するかは確定していないが、田中正義投手が、ソフトバンクのプロテクトリストから漏れているという事実は間違いなさそうだ。
(文/潮崎達至)