一昨年7月に急逝した俳優の三浦春馬さん。
三浦さんが28回目の月命日を迎える直前となった17日、三浦さんにとって最後の主演映画となった『天外者』（配給：ギグリーボックス、監督：田中光敏さん）が新たな告知を行った。
『天外者』は一昨年12月11日に封切りを迎えたのだが、今なおロングランが続いており、これまでに一度上映を終了した劇場での再上映や再々上映が実現するなど、数々の奇跡を起こし続けてきた。
そんな『天外者』が、今年12月11日に「2周年記念上映」を全国213館の劇場で開催すると17日発表したのである。
「当初は、公開を迎えることすら叶わずにお蔵入りが危ぶまれた『天外者』ですが、ギグリーボックスが配給会社として手を挙げ公開に漕ぎ着けると、短期間での上映終了予定だったところを、評判が評判を呼び“再上映”“追加上映”“再々上映”と次々に伝説的な躍進を遂げていきました。
さらに公開2周年まで1ヶ月を切った今もロングランが続いていますし、三浦春馬さんの誕生日、七夕、1周年と特別上映を年に何度も行うようになり、そのままの勢いで“2周年記念上映”まで成し遂げてしまうんですから、本当に『天外者』は奇跡の結晶のような作品だなと思いますね」（メディアコメンテーター）
なお、2周年記念上映の公開劇場についてはこれからもまだ増える可能性がある。
詳細については、ぜひ『天外者』公式サイトにてご確認いただきたい。
（文／西野麻衣）
～ライター略歴～
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている