10月いっぱいで大功労者である副社長の滝沢秀明さんが退所、来年5月に事務所の未来への希望となるはずだったキンプリことKing&Princeから平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんの3人が脱退し、3人は来年中に順次退所。
大きな騒動の渦中にあるジャニーズ事務所に関し、企業としてあるまじき驚くべき体質が根付いていたことを、10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。
平野さんは今年初めころから幾度も藤島ジュリー景子社長に、「今後のキンプリ」についての面談を申し入れ約束を取り付けるも、毎回ジュリーさんがドタキャン。挙句の果てには1対1の面談申し入れを受諾しておきながら「なんで1人で来るの?仕事の話なら5人で来なさい」と後からジュリーさんは注文を付け、それならばと5人で会いにいこうとすると、これもジュリーさんがドタキャン。
当初の申し入れから8ヶ月ほど経った今年9月頃にようやくキンプリはジュリーさんと面談できたようだが、その席でジュリーさんは「私のこと嫌いなんでしょ。あなたたちなんか私の手に負えないから知らない」と言い放った。
キンプリだけでなく「タレントから相談を持ち掛けられても、気に入っている子でなければ、何カ月も待たせた」などのエピソードが綴られている。
詳細については、ぜひ同誌または「文春オンライン」や「週刊文春 電子版」をご確認いただきたいが……。
「ジャニーズ事務所の現社長であるジュリーさんは現在56歳。キンプリの平野紫耀さんは25歳。
文春の報道が事実であれば、30歳以上も年下の子に対して、感情的になるだけでも経営者としてあり得ませんし、これだけ執拗にパワハラをしているのは常軌を逸しているとしか言いようがないでしょう。
ジュリーさんのパワハラがキンプリを叩き壊した、という指摘がネット上でも非常に多くみられる状況となっています。
記事では、滝沢秀明さんが強い思い入れをもって育てたSnow Man、SixTONES、さらには嵐の松本潤さん、キスマイことKis-My-Ft2の北山宏光さん、ほかにも生田斗真さんらが滝沢さんの後を追う可能性に触れていますが、大げさでも何でもなくこれから半年くらいの間に現実になっても何らおかしくありませんよ」(メディアコメンテーター)
ジャニーズ事務所はこの窮地をいかにして脱することができるだろうか。
(文/大野ルナ)