俳優の清原果耶さん主演ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』（日本テレビ系、日曜22時30分～）第3話が30日放送され、世帯平均視聴率は5.1％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だったことが31分かった。
『霊媒探偵・城塚翡翠』は第1話を6.4％の視聴率でスタートすると、第2話では大きく下げ4.8％。今回は0.3ポイントとわずかながら向上した。
「前クールの、人気ジャニーズアイドル『King＆Prince』の永瀬廉さん主演『新・信長公記』が第3話で4.2％をマークすると、以降は4度もの3％台を叩いてしまうなど1度も4.5％以上にすら乗せることができないままでしたからね。
今回、清原果耶さんの『霊媒探偵・城塚翡翠』は微増したとは言え5.1％と低調なまま。
この調子だと4％台あるいは3％台を連発して『新・信長公記』同様に、ほとんど放送している価値がないものとなってしまう可能性があります。
昨年7月期の、先日、橋本環奈さんとの熱愛報道が出た中川大志さん主演『僕の殺意が恋をした』が最高で6.0％、5%未満が3度もあるなどひどい数字を連発し、この放送枠でのドラマのイメージをかなり落としました。
その後、西島秀俊さん主演『真犯人フラグ』が昨年10月期、今年1月期と2クールに渡るロングスパンながら6％を割り込んだのは1回だけ、最終話では12.4％をマークするなど同枠ドラマへのイメージを改善。
今年4月期の、若手ジャニーズアイドル『なにわ男子』の道枝駿佑さん主演『金田一少年の事件簿』も最低でも5.5％、全話平均で6％台は堅守していたんですが。
ここに来て2クール連続での絶望的視聴率を記録することになれば、日本テレビとしても同枠でドラマを放送するというスタンスをあらためる方向に舵を切るかもしれませんよ」（メディアコメンテーター）
永瀬廉さんと清原果耶さん、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で主人公および主要キャストを務めた2人が、日本テレビの日曜ドラマに思わぬ汚点を残すことになるかもしれない。
（文／高柳拓郎）