2年連続同じ顔合わせとなったオリックスバファローズとの日本シリーズで、2勝1分けから4連敗を喫しV逸となったヤクルトスワローズ。
多くの燕党が悲しみと悔しさに暮れていた30日深夜、ツイッターのトレンドに「トミージョン」が登場。
なんとこれ、昨年は10日以上の間隔を開けて登板する、まだ成長中の体への負担を考慮したローテーションながらシーズンでは9勝を挙げ、CSではプロ入り初完投をMLBで活躍した往年の大投手から命名された“マダックス”と呼ばれる100球以内(98球)での完封を成し遂げ、日本シリーズでも第1戦でオリックス・山本由伸投手とのハイレベルな投げ合いを演じたヤクルトの奥川恭伸投手に関するものだったのだ。
スポーツ紙が「奥川右肘手術も」との見出しで30日に記事を打っていたものがツイッターで拡散され、話題となったと見られる。
燕党からは「奥川トミージョンなら来年の復帰も絶望的やな」「今年も1試合目でコンディション不良ってなって、このタイミングで手術か。もっと早く手を打てなかったものかと思ってしまうわね」といった声が聞こえてきている。
現状、奥川投手がトミージョン手術に踏み切るとの公式発表はされていない。果たして、奥川投手はどんな決断をするのか、多くの燕党が固唾を飲んで見守っている。
(文/潮崎達至)