ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの仲本工事(本名・仲本興喜=なかもと・こうき)さんが19日、入院先の病院で亡くなったことが分かった。81歳だった。
仲本さんは18日、横浜市内の歩行者横断禁止となっている道路を渡ろうとしたところ、乗用車にはねられ頭を強打し救急搬送。
「緊急手術の後、小康状態が続いている」「重傷」「重体(命にかかわるようなけがの状態)」と各メディアの情報が錯そうする状態が続いていたが、19日に残念ながら帰らぬ人となってしまった。
「一昨年、ともにザ・ドリフターズで長年活動を共にした志村けんさんが新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎で急逝した際、追悼番組に出演して『ドリフも順番に逝く年になったとは思ったけど、一番若い志村が長さん(いかりや長介さん)の次になるとは…』と語っていた仲本さんが、体調的にも問題のなかった仲本さんがこんな形で急逝してしまうなんて、非常にショックが大きいですね。
昨夕から昨夜にかけては『重体』というワードが聞こえてきていましたが、今日になって『重傷』と報じるメディアが多くなり快方に向かっているのだと信じていましたので、訃報を聞くことになってしまったのは残念でなりませんよ」(メディアコメンテーター)
今は仲本さんのご冥福を心よりお祈りしたい。
(文/兵藤 瑠衣)