城田優『キンキーブーツ』演技に激賞や三浦春馬さんと比較の声…根本的問題は上手い下手じゃない | The Audience
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城田優『キンキーブーツ』演技に激賞や三浦春馬さんと比較の声…根本的問題は上手い下手じゃない

城田優『キンキーブーツ』演技に激賞や三浦春馬さんと比較の声…根本的問題は上手い下手じゃない
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 1日に開幕した、3度目となるミュージカル『キンキーブーツ』日本版の公演。

 過去2度は三浦春馬さんが務めてきた主人口の1人「ローラ」を城田優さんが務め、もう1人の主人公「チャーリー」は小池徹平さんが初演・再演に引き続いて担当。
 
 その他の配役もほとんどが再演と同じという顔ぶれとなった同舞台。
 
 否が応でも、城田さんの演技に注目が集まるわけで、「城田優くんはローラそのものだった」「やっぱり優君はミュージカルスター。ローラとして堂々と生き、長身に似合わぬ素晴らしい身のこなしにも酔いしれました」などの激賞もいくつも確認できる一方で、「春馬くんのローラと比べるまでもなく、脚の運び方からして城田優はど下手だった」「歌はなんとかなっても、立ち居振る舞いやダンスは見るに堪えませんでした」と酷評も散見される状況である。
 
 ただ、根本的な問題は城田さんの演技の良し悪しとは関係ないように思える。
 
 と言うのも、城田さんには週刊誌で報じられた野球賭博への関与、長きにわたり城田さんと親交のあった暴露系YouTuberガーシーこと参議院議員の東谷義和さんが明かした巨額投資詐欺への加担、ステマ、脱税、違法賭博、反社会的勢力との交流などといった疑惑。
 
 これに関して、城田さんはイエスともノーとも一切語っていない。
 
 これほどまでに疑惑まみれの、限りなく黒に近い濃いグレーな存在となった著名人が、自らの身の潔白について説明する、あるいは一部や全部を事実と認めて社会的制裁を受けたうえで再起を図る、このいずれでもない選択肢をとっていながらメディアから激しく糾弾されていないことこそが根本的問題なのだ。
 
 また、メディアが糾弾していないからと言って、城田さんに仕事を提供し続ける業界や企業にも大きな責任があるだろう。
 
 開幕からすでに2週間が経過した『キンキーブーツ』が今さら止まることはないだろうが、城田さんが説明も釈明もしなくていいワケでは決してない。
 
 芸能界の浄化のためにも、城田さんには一刻も早い疑惑に対する説明を行ってもらいたいものである。
 
(文/西島龍大)
 
 ~ライター略歴~
 沖縄県出身
 ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き