2016年の初演、2019年の再演で、三浦春馬さんと小池徹平さんのダブル主演により上演されてきたブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』の日本版。
三浦さんに代わって城田優さんが主人公・ローラ役を演じる『キンキーブーツ』再々演が1日、開幕を迎えた。
無事に初日公演を終え、城田さん、小池さんはそれぞれ自身のインスタグラムを更新。
城田さんは「無事に初日の幕が開きました。かつてないほどにとてつもなく緊張しましたが、お客様の大きな温かい拍手に、本当に助けられました。心から、ありがとうございました。そして、ずっと支え続けてくれた良き理解者の徹平をはじめ、最高に素敵な出演者とスタッフ、オーケストラの皆様にも心から感謝。まだまだ未熟なローラですが、最終日まで日々成長していけるよう、一生懸命演じます。そして、明日からも最高の作品をお届けし続けられるよう、カンパニー一同心を一つに頑張ります。もちろん毎公演、心は春馬と共に。大千秋楽まで、どうぞよろしくお願いいたします!!」とコメント。
小池さんは「キンキーブーツ無事に初日の幕が上がりました。初演から重ねて繋いできた思いと共に、愛と心を込めて、許されるところまで全力で励んで参ります!」とコメントしている。
「城田優さんは『毎公演、心は春馬と共に』と、三浦春馬さんの名前を明記していますし、小池徹平さんも『初演から重ねて繋いできた思いと共に』という部分に三浦さんへの想いを強く滲ませていますね。
また、2人とも投稿した画像に、“haruma_miura_info”のインスタアカウントへのリンクを貼っているところも印象的です。
三浦さんの情熱がなければ、こうして『キンキーブーツ』が3度目の日本上演を迎えることはなかったと言っても過言ではないですから、きっと天国の三浦さんも『キンキーブーツ』が続いていることには笑顔を見せているのではないかと思います。
ただ、城田さん演じるローラの姿にはかなり多くのダメ出しをするのではないかとも思いますよ」(メディアコメンテーター)
『キンキーブーツ』再々演は、東急シアターオーブでの東京公演は11月3日まで。11月10~20日にはオリックス劇場での大阪公演を予定している。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている