22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が「広瀬すずが山﨑賢人との交際を認められたワケ」とのタイトルで記事を掲載している。
詳細については有料で読むことができる同誌または同誌の電子版をご確認いただきたいが。
そこには芸能プロ関係者の話として「来年1月クールのTBS火曜10時枠の広瀬すず(24)主演ドラマの骨格が決まってきました。相手役はジャニーズの人気グループKing&Princeの永瀬廉(23)。脚本はラブストーリーの大家・北川悦吏子」という一節が出てくる。
広瀬すずさん、永瀬廉さんという若手人気俳優の共演。そこへ恋愛ドラマの名手・北川悦吏子さんの脚本がコラボするということで高視聴率、高満足度を見込む声があるのだが、一方で全く逆の意見もあるようだ。
「来年1月期のTBS火曜10時ドラマは大爆死確実と言ってもいいのではないでしょうか。
まず、キャスト以上に視聴率や満足度に大きな影響を与える脚本が北川悦吏子さんだという点。
もちろん、北川さんが石田ひかりさん主演で木村拓哉さん、筒井道隆さん、鈴木杏樹さん、西島秀俊さんら当時の若手豪華メンバーが顔を揃えた『あすなろ白書』(フジテレビ系)、豊川悦司さんと常盤貴子さんのダブル主演『愛していると言ってくれ』(TBS系)、木村拓哉さんと山口智子さんのダブル主演『ロングバケーション』(フジテレビ系)、木村拓哉さんと常盤貴子さんのダブル主演『ビューティフルライフ』(TBS系)、妻夫木聡さんと柴咲コウさんのダブル主演『オレンジデイズ』(TBS系)と、90年代から2000年代にかけてドラマ史に燦然と輝くヒット作を連発したことには敬意を表しますよ。
ですが、昨年、菅野美穂さんと浜辺美波さんという人気、実力ともに非常に高い2人を軸に据えた『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)で大コケしています。
世帯平均視聴率で第1話こそ10.3%と2桁をマークしましたが、以降は1度も2桁に届かないどころか9.0%が最高で最低値では7.9%を記録してしまっています。
また、脚本に対しては『古臭い』『オワコン』『現代の事情や流行にかなり鈍感だと思う』『正直、継続視聴する気が起きない』と散々な評価が多数見られました。
次に、広瀬すずさんと永瀬廉さんというキャスティング。
役者ではなくタレント的な人気という面だけを見れば申し分ない2人でしょうけど、役者としての実力や視聴率を持っているかで考えるとかなり怪しいと思います。
広瀬さんが民放の連続ドラマで主演した直近の2作は2018年の『anone』(日本テレビ系)、昨年の『ネメシス』(日本テレビ系、櫻井翔さんとのダブル主演)なんですが、両作を通じて2桁の視聴率を記録したのは『ネメシス』の第1話(11.4%)だけ。『anone』に至っては、全話平均でも6.1%にとどまっており、最終話直前の第9話では4.4%と悲惨な数字を残してしまっているんですよ。
永瀬さんはまだ役者としての経歴そのものが浅く、現在放送中の『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)で初めての民放連続ドラマ主演をしていますが、同ドラマの視聴率は絶望的で第1話こそ6.1%ですが、3~4%が当たり前の状態になっていて、18日放送の第9話では3.2%となかなかお目にかかれない数字を記録しています。
2人とも、演技の幅みたいなものも現状さして見て取れないですし…。
ただでさえ一時期の勢いがなくなっている印象ですから、下手したら、来年1月期のドラマの大爆死の結果、TBSは火曜10時のドラマ枠を廃止する可能性まであるかもしれません」(ドラマ批評家)
広瀬さん、永瀬さん、北川さんのコラボによるハーモニーは一体どんな評価を下されるだろうか。
(文/恵和恵)