一昨年7月に急逝した三浦春馬さんのボイストレーニング講師を7年間務めた斉藤かおるさん。
そんな斉藤さんによる「春馬くんとの“未来の雑談”～三浦春馬の勉強ノート～」（講談社）という書籍が16日に発売された。
発売前から、事前に発表されていた目次に「恋人との朝」「失恋、犬とアレルギーとお母さんの愛と」「新しい出会いと別れ」「ダンサーとの恋」など、三浦さんの極めてプライベートな部分、三浦さん本人が語ることを良しとしない可能性の高いものがいくつも並んでいたことから、「そんなものを出版すべきではない」「先生が生徒の承諾を得ずに、勝手にプライベートで金儲けするなんて理解できない」「何を勘違いしているんだこのボイストレーナーは」と批判的な声が多数上がっていた。
そして、発売を迎えてもその声は収まるどころかむしろ増えており……。
「自社の出版物ですから当然と言えば当然ですが、『現代ビジネス』や『FRaU』といった講談社のWEBサイトが『春馬くんとの“未来の雑談”～三浦春馬の勉強ノート～』に関連する記事を16日に掲載して宣伝していますね。
そして、この記事はYahooニュースでも読むことができ、いくつものYahooコメントが集まっていますが、その大半が『信頼して話してたボイストレーナーの先生にこういう本を出版されて春馬くんは悲しいでしょう』『春馬くんが喜ぶ話ではないと感じます』『晒されてる春馬が望む事だったのか』と怒りや不快感、悲しみを綴ったものとなっていますよ」（メディアコメンテーター）
三浦さんが斉藤さんに望んでいたことは、こんな本を出すことではなかったのではないだろうか。
（文／窪田翔吾）