天皇陛下がイギリスのエリザベス女王の国葬に出席される方向で調整に入っており、皇后陛下も出席に向けて前向きなお気持ちでいらっしゃると複数のメディアが報じた。
「早速、賛成よりも反対の声の方が多いと複数のメディアが報じている、27日に予定されている安倍晋三元総理大臣の国葬と比較したうえでの『メッセージ性』に言及する意見がネットを中心に多く出ていますね。
天皇皇后両陛下は、揃ってエリザベス女王様の国葬に参加する意向でいらっしゃるのに対し、安倍元首相の国葬には参列されない見通しです。
そのため、『天皇家は安倍晋三のことをその程度にしか見てないって証明だな』『内心、安倍元首相が国葬なんてちゃんちゃらおかしいと思っていらっしゃるのでは?』『これは安倍元総理の国葬反対って意思表示でもあるやろ』といった声や、『エリザベス女王の国葬に参加を表明したのは、しれっと安倍ちゃんの国葬にも参加するフラグだったりして…』といった指摘も出て来ていますよ」(メディアコメンテーター)
そもそも、天皇陛下が葬儀に自ら出席されるのは先帝陛下の大喪のみというのが通例。
エリザベス女王は現在の天皇陛下だけでなく、昭和天皇、上皇さまと3代に渡り皇室と親密な交流をして来られた。
そうした歴史があってこそ例外となる選択に前向きでいらっしゃるはず。
もとより、阿部元首相の国葬に出席されるはずがないのである。
(文/福島秀明)