坂口健太郎さんと杏さんのダブル主演による月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)第6話が15日放送され、世帯平均視聴率は8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日分かった。
「前話となる第5話の8.0%からは微増したものの、2ケタ視聴率が当然と見られている人気の月9枠において2話続けてギリギリ8%台ですからね。
ネットでの評価も『3話で1つの物語をやってみたり、唐突に1話完結だったり安定感がない』『そもそも、メリハリが効いてない上に、先が簡単に読めるストーリー展開でつまらない』『中村倫也さんと有村架純さんの“石子と羽男”が同じバディもので、男性の主人公が1度見たものは細部まで記憶できてしまう天才という設定も同じ。それでいて石子と羽男は、何重にもどんでん返しが張り巡らされていて、オープニングの寸劇や事態解決時に紹介する現実世界の実態の差し込みもオリジナリティがある。これでは、競争の番人が勝てるわけないですね』と否定的な声が多い状況で、早期打ち切りが議論されていてもおかしくないかと。
ダブル主演の1人である坂口健太郎さんはトライストーン・エンタテイメントの所属。同じくトライストーンの綾野剛さんが、こちらは2ケタ視聴率どころか15%前後が当たり前の日曜劇場に出演中。
残念ながら綾野さんの『オールドルーキー』は11.2%が最高で、すでに第6話で9.5%を記録してしまうなど大苦戦しています。こちらも打ち切りの可能性は否めない状況ですよ。
坂口さんと綾野さんと言えば、指折りの人気俳優だったはずですが、いつの間にか数字を取れない俳優となってしまったということでしょうか。
ドル箱枠の日曜劇場と月9から『数字が取れないトライストーンの役者は出入禁止』なんて判断をされなければいいですけどね」(メディアコメンテーター)
後輩俳優のためにも、坂口さん、綾野さんの面目躍如の活躍が期待されるところだろう。
(文/川村隆二)