『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)が8日放送され、ゲスト出演した東山紀之さんが芸能界入りの経緯について詳しく振り返った。
小学生のときに、当時NHK放送センターの理容室に勤務していた母親から音楽番組『レッツゴーヤング』(NHK)の公開収録のチケットを貰い受け、友人3人とNHKホールへ。
その帰り、渋谷パルコ前のスクランブル交差点で信号待ちをしていたところ、車から降りて話しかけてきた男性、それこそが19年7月に逝去された「ジャニーさん」ことジャニー喜多川さんだったという。
ペンがなかったジャニーさんは…
最初にかけてきた言葉は「金八先生観てる?」で、その後電話番号を聞かれたとのこと。
エピソードだけを聞くと、ともすると不審なおじさんが声をかけてきて、そこから連絡しようとはならなそうだが……。
「東山さん曰く『ちっちゃいテケテケしたおじさんだったので不信感を覚えなかった』とのことでしたね。
さらに、電話番号を教えようとしたもののジャニーさんはペンなど筆記用具を持っておらず、名刺の余白部分に爪を押し付けるようにして刻印し、帰宅後に東山さんは鉛筆で刻印部分をこすって、あぶり出すようにして番号を認識したというエピソードを明かしていましたね」(メディア記者)
ジャニーさんのキャラクターが、東山さんのスターへの道を切り拓いたと言えるような気がする。
(文/スコッティ角筈)